当初はあまり経理に明るくなかった社長でしたが、こちらが丁寧に試算表や決算の説明をしていた結果、どんどん会計に興味を持つようになり、今では逆にこちらの誤りにも気が付くほど、帳簿のことが分かるようになった経営者の方もいらっしゃいます。

当初は決算書を見せて説明しようとしても、「全くわからないから全部先生にお任せします」といった感じでした。

しかし、経営していく上で定期的に試算表を確認していただき、好調・不調の原因をしっかりと社長自身が把握していくことがいかに大切かを毎回のご訪問時に説明させていただいていたところ、少しずつ経理に関心を持っていただけるようになりました。

今ではすっかり社長の方から、「早く試算表が見たい!」と仰るようになり、数字の説明も、より突っ込んだ内容で求めて来られるようになられました。

この事例はその会社にとっても非常に良いことなのです。

もちろん、会社のお金の流れは会計資料を見れば一通りの事は分かるのですが、やはり会社の現場で会社の実態を直接見ている社長にしかわからない部分があります。

現場の状況とお金の流れとを一緒に見ることにより、初めてより深い問題点の抽出が出来るようになってきます。

社長が決算の数字が分かり、問題となる数字の発見をご自身でされるほどになると、人・モノ・金に対する計画が以前よりも正確になり、事前の節税対策にも非常に良い影響を与えることにつながります。

税理士はあくまでも会計や決算内容を把握し、経営者に伝えるのが仕事のメインであり、常に現場で会社の人やモノの流れや情報に接している社長とでは情報量で全く敵いません。

会社の情報をたくさん持っている社長が決算書の数字も分かるということが一番重要なところで、経営者様ご自身が数字の理解やおおよその経理の見方のポイントなどを身につけていくことが会社の改善には非常に重要です。

当事務所でもその重要性はもちろん感じておりますので、そうなっていただくべく、経営者に対する数字の説明は非常に丁寧にさせていただき、時間をかけて詳しく読み解いていく方法をお伝えしています。

そこが経営者の方々から当事務所が一番評価されているところで、当事務所では顧問契約を長く継続してくださっている会社様ほど、丁寧な説明にご好評をいただいております。この点は本当にありがたいことで、この場を借りて感謝申し上げます。

太田拓プロフィール(事例)